これがベイス!

大学までそれなりに野球やってた人間がベイスターズについて自身の経験を元に完全な主観で語るブログ

今までと同じこと、今までと違う事。

巨人3-2Dena

さて、いよいよプロ野球の開幕です。さすがに巨人のゲーム試合の巧さ、
守備の堅さ、要所での強さが光った試合になってしまいました。
ベイスターズも追いつめたのですが、チャンスでのあと一本はもはや永遠のテーマですね。
所感を述べていきたいと思います。



久保の悪い癖
冷静沈着として知られる久保ですが、さすがに緊張していたのではないでしょうか。
球が上ずっていたし、球威もありませんでした。特に序盤は緩いカーブ系の球を狙われました。
特に、ランナーを背負ってからの高速クイックは、足がまったく使えていなくて、
全部高めに抜けてましたね。何点取られるかわからない状態でしたが、それにしても亀井のホームランは痛かったです。下位のバッターにホームランを打たれてしまうとゲームプランが大きく狂いますからね。
巨人打線がクイックに対して対策をとっているように感じました。
どちらにしてもいい球を投げることが一番なのですが、ランナーを背負うと無条件で高速クイックで投げることが問題のように感じるんですよね。
タイミングを外すといっても高速クイックのみならば、それが普通のタイミングになりますからね。
その点、3回以降は抑えるんですが、ランナー無では、セットからタイミングを変えながら投げていました。バッターは打ちにくそうな印象を受けました。最後の方は140後半のまっすぐもありましたし、やはり久保でも開幕は緊張するということなのでしょうね。
本人は引きずるタイプでもないでしょうし、今後の登板は期待できると思います。
特に、ランナー有のときの無条件の高速クイックは代えてくるかもしれません。
久保ほどの投手ならそれを考えないわけはありませんから。



光った救援陣
序盤はワンサイドゲームになりそうな試合を締めてくれたのがリリーフ陣でした。
特に田中、エレラは良くて、後ろでも使えそうな印象です。
月曜日は休みなので、日曜までにある程度投げさせて、状態をみていくのかもしれません。



2度の満塁機の果てに
まず1回目、黒羽根、井出、石川の三者ですが、
黒羽根はちょっとインハイのボール球に手を出しすぎですね。
満塁=黒羽根、だめだと思った人も多いと思いました。
井出のところですが、松本、関根を使うという選択肢もあったと思いますが、
現状は代打の一番手は井出なのでしょうね。
でも、一死満塁併殺崩れを考えると、松本でもよかったような気はします。



2回目ですが、これはもうバルの足が遅すぎということしかありませんね。


他には、一死一塁から打者筒香、走者梶谷の場面で盗塁したときですが、
例のあの人じゃないですけど、打撃に集中させてあげてもよかったような気はします。
そう考えると、やはり、梶谷、筒香と並ぶ打線は考える余地はあるのかもしれません。
スレにもあがってましたが、大方の予想通り、1、2番に苦しむシーズンになりそうです。
石川、桑原、どちらも早打ちで四球をとれるようなタイプではないですからね。
巨人の井端がとにかく粘っていた分、とくに差を感じました。

ちょっと打線を考えてみたいのですが、やはり、梶谷が一番に入るほうがいいと思うんですよね。
やはり、一番にチャンスで回ってくる局面が多いように感じるので、
グリエルが来日すると仮定すると、
1、梶谷
2、桑原
3、グリエル
4、筒香
5、ロペス
6、バル
7、倉本
8、黒羽根
そして、現状のメンバーでは、
1、梶谷
2、桑原
3、筒香
4、ロペス
5、バル
6、倉本
7、宮崎、ニ
8、黒羽根
だいぶ点とれそうですね。でもわかってます。さすがに宮崎ではセカンドは厳しい。
でも、石川はべつに守備の選手ではないんですよね。そう考えると、あながちなしではないのかと。
現実的には、この布陣では、2番に石川か、ケガのうわさもありますが内村、
そして、下位に松本、井出を入れるパターンもあるのかもしれません。
いずれにしても、今のオーダーでは得点力がないですね。
やっぱり、筒香の4番固定宣言が大きく首を絞めていると思います。
筒香が4番なら3番は梶谷しかいませんから。
昨年の三嶋の開幕指名もそうなんですけど、形を決めて戦うことは理想ですが、
そこはチーム状況をみて、オーダーを考えてほしいと思います。




負けてとても残念ですけれども、とりあえずふつうの試合ができてほっとしてます。
でも、このあと一歩、あと一本の差が大きいですよね。
それは守備にも感じました。今年はその差を感じる、または埋めていくシーズンになりそうです。
しかし、それこそが勝ちの価値をしらないベイスターズに足りないものだと思います。

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